トリーバーチ
2004年の2月にニューヨークでブティックをオープンし、同時に設立したラグジュアリーブランド。
イメージカラーはオレンジ。
デザイナーのトリーバーチは、ペンシルバニアで生まれ、現在はニューヨーク在住。もともとはクリエイティブディレクターでラルフローレンのコピーライターとして活躍していた。三人の男の子の母親。美しい容姿をしており、本人も海外セレブの1人として認知されている。
彼女がインスピレーションを受けた1969〜1970 年代をモチーフにし、年齢を問わずスタイリッシュで着やすい服とアクセサリーを作りたいと立ち上げたという。
その圧倒的な個性とインパクトに多くの海外セレブ達が、トリーバーチ(TORY BURCH)を身に着けメディアや雑誌に登場し、多くの女性から支持を受けている。
HUF
HUF(ハフ)の創設者Keith Hufnagel(キース・ハフナゲル)は80年代後半、舗装もされていないNew Yorkの路地でスケボーして育った。当時スケートボードとはパンクやヒップホップのように荒くれ者のカウンターカルチャー(反体制文化)として一般に受け入れられてはいなかった。そしてそんな環境がHufnagelの物の見方や考え方の基盤を造り上げた。
1992年、Hufnagelはスケボーをさらに追求しようとSan Franciscoに移り住んだ。そして間もなくプロスケーターになり、スケボーを通して世界中を旅して廻るという環境に恵まれた。”do-it-yourself”スタイルでスケボーしながら育ち、そんな自分を作り上げたSan Franciscoテンダーロインディストリクトの片隅に、それまで他に無かったスタイルの小さいブティックをオープンさせた。Hufnagelはスケートボード、ストリートファッション、そしてスニーカーなどの各分野で最もリスペクトされているブランドを取り扱う店を目指し”HUF”と名付け、ベイエリアで入手困難な商品が手に入るプレミアショップとして瞬く間に広がっていった
エクストララージ
1991年11月、LAのヴァーモント・アヴェニューにXLARGE® STOREがオープン。このショップから発信されるファッションとカルチャーが、ʼ90年代のLAしいてはアメリカ、さらにワールドワイドなストリートカルチャーをリードしていきました。ブランドをスタートさせたのは、イライ・ボナーツとアダム・シルバーマンという建設学校を卒業したばかりの若者でした。
90年代のLAは、ヒップホップやグラフィティが発祥とされるNYとは全く異なる形態で発展し、独自のスケートボードや音楽カルチャーがミックスし、新たなストリートカルチャーが生まれようとしていた時代でした。イライ、アダムの2人に、Beastie BoysのマイクDが加わり、「XLARGE®STORE」は強力な個性を放つこととなりました。
「XLARGE® STORE」は、当時としては画期的な商品構成で、ベン・デイヴィスやカーハートといったワークウェア、アディダスやプーマといったオールドスクールスニーカーなどを取り扱い、現在のセレクトショップの価値観を築きました。
そのショップのオリジナルブランドとしてスタートしたXLARGE®は、「普段着ではなく、ファッションとして実用なウェアを表現する」というユニークな視点を提示し、MUSIC、ART、SKATEBOARDINGなどのカルチャーを融合することで、オリジナルのファッションスタイルを生み出しました。現在も、設立当時の力強さを失うことなく、ストリートウェアの革新者であり、パイオニアであり続けています。
トリーバーチ
トリーバーチのトートバッグと言えば、ブランドコンセプトとなっている 「手の届くラグジュアリー」が非常に上手く表現された印象を受けます。
決して安っぽくはないものの、ハイブランドにありがちな嫌味な雰囲気がありません。年齢層に関して言えば、20代から30代という意見を聞くこともありますが、それよりも上の年代の方がトリーバーチのトートバッグを持っていてもあまり違和感を感じることはありません。むしろエレガントな雰囲気が良く合っているとも感じます。
デザインとしては大人っぽさととオシャレさを融合させたようなものが多く、トリーバーチの象徴とも言えるロゴマークを大胆にあしらったものから、ワンポイントにさりげなく使われているものまで様々です。比較的どんな場面でも使いやすいタイプのトートバッグが多くラインナップされているので、ご自身の雰囲気や目指すスタイル、全体とのコーディネートを考えた上でもしっくりとくるものが見つかりやすいのではないでしょうか。
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